何者にもなれない話。

 

 

自分が何をしたいのか。

明確なものがありません。

 

 

「あれやってみたいなぁ。」

「これも気になるなぁ。」

 

その程度のものがちらほら浮くだけで、だいちゃんみたいに「あれになるんだ!」という強い意志はありません。

なので、それになる為にひたむきなだいちゃんを見ていると、眩しいなぁと思います。

 

あぁなりたかったなぁと思わないわけではないです。

それが見つからずにこの歳まで来てしまったわけなのです。

 

このまま何も見つからなかったら何者にもなれないんだろうな、と、ぼんやり思っていました。

 

そんな時、だいちゃんが「かなちゃんは、俺にとって支えになってるよ。」と言ったのです。

 

あ、それもありだなって。

熱量を持って目指すような、自分のなりたいものは多分もう見つからないと思います。

けど、同じような熱量を持って、誰かを支えられたら、それはそれでいいんじゃないかな。

 

ただの逃げかも知れません。

けど、それが誰かのためになるならいいかなぁ。

 

 

 

まとまりがないけど、

私は自分のためには何者にもなれない話。